2004年12月27日

「椰子・椰子」(やし やし) 川上弘美

もっちゃんから誕生日にもらった本なんですが、やっと読みました。
もっちゃん、毎年ありがとうね!

主人公の女性が日記形式でつづる物語。
一言で言うと、わけわかんない。

最初はそのわけわかんなさ加減に、お腹の辺りがずっとむずむずしてて
何これ何これ、ってちょっと逃げ出したい感じなんだけど、
真ん中辺りまで読み進んでその世界に慣れてくると、
一体どんだけ変なことが起こるのか、
作者の川上さんと変なこと考えくらべ、してるような気分になってくる。

絶対現実にはありえない話なんだけど、
よくあるファンタジーな世界とはまた全く違う。
例えばそれこそハリーポッターのような魔法使いが出て来る話とかも、
絶対現実じゃありえないんだけど、
でも、描いてるのは人間っぽい心情とかで、
その描かれた世界の中での常識ってのは首尾一貫してて、
ちゃんと納得しながら読み進められるでしょ。
椰子・椰子はなんか、その、裏、な感じ。裏ファンタジー。
ファンタジーであっても現実の世界と同じく当たり前なことが、
椰子・椰子では当たり前じゃなくて、
ハリポタでは想像力豊かに夢の世界を、ってとこが
妙に現実的だったり。

すっごく現実的なんだけど、すっごくありえない。

この世界を受け入れられるか、
納得できるか、
読んでみる?

posted by 奏瀬(カナセ) at 12:31| バンクーバー ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月14日

ハリーポッターと賢者の石

キャーー、この私が映画のことを書くなんて。
映画ってカテゴリ作ってみたけど、きっと一番記事数が少なくなることでしょう。

で、今日見たのはハリーポッターと賢者の石。テレビでね。
ルームメイトとのひととき、なんかいい感じ☆

本は読んだことあったんだけど、映画は見たことなかったんね。
読んだのもすっごい昔だから、内容も覚えてなくって。

でも映画見てたら思い出した。
ほとんど首なしニック、とか、クィディッチとか、
9と3/4番線ホームとか…そうそう!!懐かしい〜〜!

もう、3人のやることなすことに画面の前でドキドキ。
何やってんのよ、バカ!早く部屋に戻んなさい!とか
も〜一人でハラハラ。
鏡にハリーの両親が見えた時には、じーん。

え、たかがハリーポッターに、子供っぽい?
映画慣れしてないからなのかなあ〜。

でもハリーポッターは好きだよ。
夢のあるお話、大好き。魔法のお話、大好き。

ハリーポッターはねえ、前から思ってたんだけど、
私が想像して夢に描いてたそのままの世界を描いてくれている。
小学校3年のころ、本を書こうという授業が国語であって。
それにハマった私を含めた数人はその授業が終わってもずーーっと、
本を書き続けてたのね。結局何も完結しなかったけど。
その時書いてたのも、そういう、魔法とか、冒険とか物だった。
ハリーポッターの著者は、自分がまだ子供の心を持ち続けているのか、
子供の心がお見通しなのか、
子供がどんなことにわくわくするか、分かってるんだねえ。

9と3/4番線なんて、壁に向かって歩くなんて、
ありえないけど、わくわくする。

私は小さい頃、新しい家に越したばかりのころ、
家の靴箱の横に何があったのかはっきりと思い出せなくて、
夜ベッドの中で色々想像してた。

靴箱の脇にはもしかしたら扉があったかもしれない。
もしかしたら、穴があって、ずっと奥まで続いていて…。
その奥には温泉が(なぜ温泉??という感じだけど)あるかもしれない。
他の人の家とも繋がっていて…

とか色々想像してた。
実際はただの壁だったんだけど。
靴箱の脇ってのは、すっごく覚えてる。

魔法も勉強が必要だとか、長い呪文だとか、
魔法使いっぽい不思議な名前とか、不思議な生き物とか、
どこに繋がるか分からない4次元っぽい世界、
鏡っていう想像の膨らむアイテム…

ハリーポッターに出てくるすべてが私の子供の頃のわくわくを思い出させてくれる。
(悪く言えば、え、こんな私の好きなことばっかりでもいいの?
 じゃあ私にでも書けそう、とか?)
私はこんなわくわく、絶対忘れたくないな。
posted by 奏瀬(カナセ) at 00:52| バンクーバー ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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